採用情報

先輩スタッフの声

製品の品質と納期を守る番人として、
それを実現できる良い職場づくりにチャレンジ中です。

山下幸蔵(25年目・係長・工程管理責任者)

「品質の番人」という大切な仕事を担う責任。

工程管理責任者という立場で、納期や進捗などを管理するのが私の主な業務です。平たく言えば、工場で作られる製品が確かなものであること、そして工程が納期通りであることを守る「品質の番人」です。製品によっては特殊な取り扱いを要するものもあるので、そういった製品を担当するのも私の仕事です。
すでに朝日熱処理工業の一員となって25年以上が過ぎたので、社内ではベテランであり管理職とうい立場にあります。当時の工場長に声を掛けてもらったことが入社のきっかけだったので、今となってはそのご縁があって良かったと思います。
仕事なので決して楽なことばかりではありません。色々と苦労もしましたが、若いうちにそういう苦労を経験できたことは今の自分を作り出すにあたってとても役に立っていると感じています。「苦労は買ってでもしろ」という考え方は古いかも知れませんが、自分にとっては良かったことのほうが多かったと思います。

今では技術伝授も仕事のうちになりました。

最初の頃は、一番の関心事が自分のスキルを磨くことでした。先輩や上司ができていることを、早く自分のものにしたいという思いで頑張ってきました。今では部下や後輩の人たちがたくさんいるので、身につけてきた技術や知識を伝えていくことの大切さを感じています。誰がやっても同じ品質にするための指図書を作成していますが、どうすれば分かりやすくなるか、ミスを防げるかというのも工夫をしていると中々奥が深いものです。
当社は技術力や納期管理が売りなので、長年受け継がれてきたそのノウハウを伝えていくかという技術伝授を自分のテーマとして掲げています。
納期や品質を管理する仕事は、ちょっとした工夫の積み重ねです。思いついたことや気づいたこと、若い人から上がってきたような提案をうまく採り入れながら、より効率が良い職場、快適な職場づくりを心がけています。

ひとつひとつの仕事に関心を持ち、
考える力を発揮してください。

製品を持つ時、運ぶ時に「ここを持って大丈夫ですか?」「どこを持ったらいいですか?」と尋ねてくる人がいます。この感覚こそ、朝日熱処理工業での仕事が向いている人なのではないかと私は思います。ひとつひとつの業務を当たり前だと思うのではなく、なぜその方法なのかという理由や背景に関心を持ち考えることで、それぞれの仕事の本質が見えてくるはずだからです。そうして技術を自分のものにしていける人は、この仕事をどんどん吸収して楽しめるのではないかと思います。
技術で勝負する会社だけに、年齢やキャリアにこだわる前にその人が持つ能力や技術が何よりも大切です。それぞれの人が能力を発揮するには、まずは職場が快適で楽しくなければなりません。そのために、私たちの一員になった人と最初に交わす言葉は仕事の話だけでなく、色々な話をすることで信頼関係を作っていくことから始めるようにしています。
当社への入社をお考えの方には、まずはしっかりとお話をして良い職場を作っていきましょうとお伝えしたいですね。

ものづくりに真剣な本物がいる会社で、「リケジョ」として頑張っています。

柴田和(4年目・技術営業)

「リケジョ」が選んだ、
本気でものづくりに関わる仕事。

大学では化学系学部で学んでいたので、今時の言い方だと「リケジョ(理系女子)」となります。その知識を活かしたいという思いで、前職では食品の衛生管理に関わる仕事をしていました。しかし、「もっとものづくりに本気で関わる仕事をしたい」という思いが強くなったので、金属という直球でものづくりを感じることができる朝日熱処理工業に転職をしました。現在では技術営業という、専門知識を使った営業職を担当しています。
主な仕事の内容は、お取引先からのお問い合わせや商談、各種対応、そして検査成績書の作成から納品まで一連の業務です。もちろん、お客様のご要望に対してこちらから提案させていただくこともあります。
検査成績書というのは、納品する製品に対して専門の機器を使った検査を行い、その結果をまとめた書類のことです。とても重要な作業なので、間違いのないように勉強しながら取り組んでいます。

コミュニケーションを心がけて
知識をどんどん吸収したい。

熱処理という作業は、当社の工程だけで完結しないことも多々あります。そうなると外部の協力業者さんとの関わりが多くなるので、そのやり取りも仕事のうちです。私はまだまだキャリアが浅いので、協力業者さんの方が詳しいということもよくあります。まずは、こうしたやり取りをしっかりとできるように知識の質と量を高めていくのが、今の自分に対する宿題です。
社内でもそうですが、こうした外部の業者さんとも緊密にコミュニケーションが取れるような関係を作って、どんどん知識を吸収していきたいと思っています。まさか理系出身者の私が、こうしたコミュニケーション重視の営業職に就くとは思っていませんでしたが、実際に仕事をしてみると楽しく仕事ができているので、意外な自分の適性に気づいたようにも思います。

実は私、入社まで熱処理のことを
知りませんでした。

私の目から見て思うのは、朝日熱処理工業という会社は皆さんがとてもものづくりに真剣な会社だということです。外部の協力業者さんも含めると、それはもうたくさんの本物が目の前にいます。
実は私自身、入社するまで熱処理が何なのか知りませんでした。いくら理系出身といっても分野が違えばまるで初心者なのと同じということですね。そんなゼロに近い状態から入社して今のように仕事ができているのは、たくさんのことを教えてもらえる環境があったからだと思います。自分で学んでいく気持ち、知識を自分のものにしていきたいという姿勢があれば、それを支援してくれる会社だと思います。
まだまだ勉強することだらけの私ですが、新しい人が入社してきたら私が先輩ということになってしまいます。そんな意識もあるので、あまり先輩・後輩という上下の意識こだわりすぎることなく、一緒に成長していけるような関係づくりをしていければと思っています。